プロ人材活用事例

吉泉産業 株式会社
  • 製造業

    製造業

    企業DATA

  • 吉泉産業
    株式会社

    企業DATA
    創業/1955年 
    資本金/1,000万円 
    従業員数/84人 
    本社/枚方市
    http://www.yoshiizumi.com/

保険会社から機械メーカーへ
プラス効果を生む異業種転職

事業内容

フード業界の食品加工の
機械化を支えるパイオニア企業

野菜や魚のスライサーを中心とする食品加工機械を製造・販売している。部品加工から組み立てまですべて内製する「自前主義」を貫き、ニッチなニーズにも的確に対応する。

フード業界の食品加工の機械化を支えるパイオニア企業

企業紹介

企業保育園の開設で
より働きやすい環境へ

働き方改革に力を入れる同社は、2018年4月に企業主導型の保育園「吉泉さくら保育園」を開園する。病児保育にも対応し、安心して子どもを預けながら働ける環境を整備。自社の従業員だけでなく、1,000人を越える津田サイエンスヒルズ内の就業者、および周辺地域の児童も幅広く受け入れ、エリア全体の活性化に期待が高まっている。

企業保育園の開設でより働きやすい環境へ

VOICE
採用したプロフェッショナル人材の

  • 田中 伊織さん
  • 長年、保険営業の仕事をしてきましたが、「保険」というのは値引きや納期、在庫などのない商品です。その世界から食品加工機械という未知の分野への転職だったので、最初は不安もありました。製品や食品業界のことはゼロからの勉強だったので、とにかく「教えてもらう」という姿勢で一つひとつ学んでいきました。食品加工機械はニッチな分野なので、営業先のターゲットは限られています。その点は保険営業と対照的ですね。一方で、営業に求められるコミュニケーションなどの基本的なスキルは、どの業界でも同じ。業界経験は浅くても、営業としての27年間の経験は存分に生かしていきたいですね。人材不足が叫ばれる中、食品加工を自動化する製品への需要は高く、弊社に対する引き合いも増えています。吉泉産業の営業としてそれらにしっかりと応え、業界全体の人材不足解消に貢献できればうれしいですね。

田中 伊織さん IORI TANAKA

大学卒業後、損害保険会社に入社し、約27年間にわたって営業を務める。2016年3月、家庭の事情により退職。保険という形のない商品を販売し続けてきた経験から、「次は形のあるモノを売る仕事がしたい」との思いでメーカーを中心に転職活動を行う。その中で、早い段階でラブコールを受けた吉泉産業に魅力を感じ、2016年6月に営業管理職として入社。

  • 採用したプロフェッショナル人材の声01
  • 採用したプロフェッショナル人材の声02
吉泉産業 株式会社 代表取締役  佐々木 啓益さん

President Voice ~トップの声~

組織の整った異業種からの
人材獲得に期待していました

吉泉産業 株式会社
代表取締役 佐々木 啓益さん

工程が複雑で人海戦術に頼る部分の多い食品加工業界にとって、人材不足は大きな課題です。そのため、コンビニエンスストアのベンダーさんを中心に弊社製品への需要も増加しており、営業体制の強化が急務となっていました。これまで新卒で採用した社員を私たちなりの方法で育ててきましたが、今後の業務拡大を考えて、他の大きな組織で経験を積んだ人材を獲得する必要を感じていたんです。特に銀行や保険会社のような営業の管理組織が整った業界からの人材獲得に期待していたので、プロ人材拠点の活用によって損保出身の田中さんと出会えたのは助かりました。

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弊社の強みは、部品加工から機械設計、電気設計、ソフト開発まですべて内製する「自前主義」にあります。お客様が自動化を望む作業は多岐にわたりますが、一方で食品加工機械は大量生産するようなものではありません。このようなニッチな分野できめ細かくニーズに対応するには、自前主義が大きな力を発揮します。弁当の盛り付けなど、機械で対応できていない作業はまだまだありますので、設計、製造、営業それぞれの組織体制をさらに充実させ、より利便性の高い製品を生み出していきたいと考えています。

  • 採用戦略アドバイザーから企業様への応援メッセージ / 担当 乾 俊人

2003年度の終わり頃「うちは津田サイエンスヒルズに出たいんだ」といって2時間熱く語られたのが佐々木社長との出会いでした。常にチャレンジする、新設されたプロ人材拠点もすぐに活用する、こうした佐々木さんの前向きな姿勢がこれまでの社員にもプロ人材にも浸透しており、今後ますます地域のリーダーとしての活躍が期待される企業です。

※掲載の企業情報は取材時点での情報です